昨年のドイツ旅に続く写真旅の目的地はハノイと決まった。ホーチミンへは過去に行ったことのある二人は、初めて訪れるハノイへの期待とX-Pro3への期待を胸にハノイへと向かった。必死で生きている人々の姿に圧倒されながら、プレビュー画面をチェックする時間を惜しんでシャッターを切る、それはまるでフイルムカメラで撮っていた頃のようだった。山岳で暮らす人々も逞しい。「生きる」という行為の原点を見た旅の後半、ハノイの街を縦横無尽に走る大量のバイクをぬいながら道路を横断することに恐怖を感じない自分がいた。当たり前のように〝撮って見る″行為から離れ”撮る”行為に集中できる旅だった。
記
2019年12月21日(土)15:00~16:00
富士フイルムイメージングプラザ東京 パブリックスペース
要事前予約、無料
80名
※先着順、定員になり次第、締め切りとさせて頂きます。
定員に到達または12月19日(木)を持ちまして締め切りとさせて頂きます。
定員に達しましたので、申込受付を終了いたしました。
沢山のお申込みをいただきまして、ありがとうございました。
尚、当日は立見でのスペースを若干ではございますが、ご用意しております。
富士フイルムイメージングプラザ
TEL 03-6259-1615
営業時間:平日 11:00~20:00、土日祝日:10:00~19:00
■織作峰子(おりさく・みねこ)
石川県出身。大学時代に友人が送った写真がきっかけとなり、1981年度ミスユニバース日本代表に選ばれ、ニューヨーク大会に出場。ミスユニバース任期中に写真家・大竹省二と出会い、翌82年に大竹スタジオに入門。1986年全国二科展入選。
87年独立。89年から2年間、米国ボストンに暮らす。その経験から作品集「BOSTON in the time」が生まれた。
世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けている。日本全国や世界各地で写真展を多数開催する傍ら、テレビ出演や講演で幅広く活躍中。大阪芸術大学教授。写真学科学科長。
■小山薫堂(こやま・くんどう)
放送作家。脚本家。京都造形芸術大学副学長。1964年6月23日熊本県天草市生まれ。日本大学芸術学部放送学科在籍中に放送作家としての活動を開始。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」など斬新なテレビ番組を数多く企画。脚本を担当した映画「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。執筆活動の他、地域・企業のプロジェクトアドバイザーなどを務める。熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親でもある。