SnapShot を得意とするフォトグラファーが、丸の内に集う。5140 万ものドットが写真家の目となり、 街や人から感性に響く瞬間を圧倒的な描写力でとらえる。往年の中判フィルムカメラを思い起こすスタイル のGFX 50R は高画質に機動性を加え、50RでSnapする楽しみを与えてくれる。あらたな作品を生み出す 可能性をこの展示から感じ取ることができるだろう。
記
「R Snap」中判デジタルが魅せる圧倒的スナップ
井賀孝、小池英文、佐々木啓太、ハービー・山口、元田敬三、山口規子（敬称略）
2018年3月1日(金)～3月31日(日)
平日 11:00～20:00、土日祝日 10:00～19:00（最終日は16:00まで）
作家による作品解説を行います。
2019年3月16日（土）13:00～14:00／元田敬三氏
2019年3月23日（土）13:00～14:00／ハービー・山口氏
無料
■井賀 孝（いが・たかし）
1970 年、和歌山生まれ。27 歳のときニューヨークで出会ったブラジリアン柔術を契機に“闘って撮る”写真家の道を志向。2009 年からは日本人独自の山との向き合い方に惹かれ、修験道の世界へ身を投じる。現在も山伏修行を続けながら撮影にあたる。
■小池英文（こいけ・ひでふみ）
東京都出身。これまで海外の旅写真を新聞や雑誌に発表。近年は国内にも目を向け、写真集『瀬戸内家族』（冬青社）出版。同名のフォトエッセイを産経新聞にて毎週連載中。
■佐々木啓太（ささき・けいた）
1969 年兵庫県生まれ。高校を卒業後、日本写真芸術専門学校に入学。貸スタジオ勤務、写真家のアシスタント生活を経て独立。自身の作品発表の場として、毎年のように写真展を開催しながら、雑誌取材、カメラ雑誌の原稿執筆など、幅広く活躍中。
■ハービー・山口（はーびー・やまぐち）
1950年、東京都出身。大学卒業の73年にロンドンに渡り10年間を過ごす。帰国後も福山雅治など国内アーティストとのコラボレーションをしながら、市井の人々にカメラを向ける。モノクロームの「スナップ・ポートレート」というスタイルで残している。
■元田敬三（もとだ・けいぞう）
1971年大阪生まれ。桃山学院大学経済学部卒業後に写真を志しビジュアルアーツ専門学校大阪へ入学。在学中に第３３回準太陽賞を「ON THE STREET, OSAKA」で受賞。一貫して都市の路上を撮り続ける。国内外で個展・グループ展多数。
■山口規子（やまぐち・のりこ）
栃木県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。文藝春秋写真部を経て独立。女性誌や旅行誌を中心に活動。透明感のある独特な画面構成に定評がある。
佐々木啓太
小池英文
ハービー・山口