「余韻-Memories of fading echoes」

撮影: 辰野清

風景での “余韻”という物の哀れや喜びなどの感慨は、被写体と作家の双方がある一定の経験値を持つことで見えてくる情感なのでしょう。自然の本質のみを簡素な組み合わせで構成し内面性に繋げることが自己の表現美かと思いますが、そのためには様々なイメージを膨らませ素材に感情を植えつけなければなりません。展示作品は一般的にいう完成された綺麗な風景ではなく、比較的に見栄えが大人しい隙間の風景といわれるものを対象としています。心を静かに整えて対峙する中で見えてくるもの。完成度というより未完や不足の状態が趣を深めるものと考え、精神的な美しさを追ってみました。
風景写真が自己表現としてどこまで受け入れられるのか、まずはこの“余韻”という感覚に注目です。この展示が何らかの手掛けになることを願いつつ…。

写真展名 「余韻-Memories of fading echoes」
開催期間 2018年9月1日(土)~ 9月25日(火)
平日 11:00~20:00、土日祝日 10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会場 富士フイルムイメージングプラザ内 ギャラリー
住所

千代田区丸の内2-1-1 
丸の内 MY PLAZA 3階

写真展併催イベント

※期間中ギャラリートークや撮影技術セミナーなどを開催予定